ゆうちょも含めた様々な銀行で、ネットバンキングの利用が可能です。ダイレクトバンキングというような呼ばれ方もします。
ネットバンキングは文字通り、インターネットで銀行処理を行います。当然ながら、現金の引き出しはできませんが、振込や振替、定期預金の預け入れや外貨預金なども可能です。
ネットオークションやネットショッピングで銀行振込を頻繁に行う方には、非常に便利なシステムです。
以下に導入する場合の注意点や利用において気を付けなければならない点を記載します。

• ほとんどの銀行で利用できる
  別途申請が必要です。若干の日数を要します。大抵銀行のトップページから申し込めます。
• ネット専業の銀行は振込手数料が安い場合が多い
  預け入れ金額や回数にも依りますが、他行への振込手数料が無料というところもあります。また、新生銀行は店舗が少なくともネット専業ではないですが、回数制限で振込手数料が無料です。セブンイレブンからの預け入れも手数料無料です。
• 複数の認証システムを用いている
  アカウントとパスワードによる認証に加え、各社様々な認証によりセキュリティ性を上げています。初めての振込先には、予め乱数表が書かれたカードなどを利用することが多いです。また、毎回変わるワンタイムパスワードなどを利用することもあります。
  しかし、最近では銀行のログインページを偽装し、そういったログイン情報を盗む詐欺も横行しています。銀行からのお知らせらしきメールが来たらメールアドレスの不自然さを確認し、自分が登録したブックマークからしかアクセスしないなどの対策も必要です。
• 前回ログイン日時を確認する
  前回のログイン日時が表示される銀行もあります。覚えのない日時にログインしていないかどうか、マメに確認する必要があります。
• 一日の振込可能額を設定する
  これにより被害を最小限に抑えられる可能性があります。
• メインバンク以外で行う
  メインバンクは預金額が多くなり、万が一大きな被害を受ける可能性もありますので、あまり預金額のないネットバンキング専用の口座を作っておくのも手です。他行からお金を振り込んだりする手間がかかりますが、入れるお金を決めておけば、浪費の管理にもなります。