ここでは、比較的あまり難しいIT用語ではない、けれど覚えたての時に度忘れしてしまいがちな用語について、簡単に説明します。厳密な定義とはずれてしまっているものもあるかもしれませんが、できるだけわかりやすく説明することを念頭に記載していますので、ご了承ください。
詳しい内容や載ってない用語は検索して調べてみてください(調べたい言葉+用語で検索すれば大抵出てきます。例えば、Googleの検索窓に『インストール 用語』とスペースを空けて2つ単語を入れて検索すれば、用語説明のページが検索結果として得られます)。
また、IT用語というものは誰にとってもわかりにくいものばかりですので、周りの人にどんどん質問してください。気にすることはありません。

用語集

五十音用語概略説明
アップデートソフトを更新すること。機能の向上や追加、バグ(設計ミス)の修正などが随時行われるため、昨今のソフトは頻繁にアップデートされる。
アプリソフトの項参照。
Android(アンドロイド)タブレット、スマホで多く使用されているOS。タッチパネル環境を基本としている(絵を押したり、画面をなぞったりするのが基本ということ)。
iPad(アイパッド)Apple社製のタブレット。Androidとは異なる、iOSというシステムで動いている。
iPhone(アイフォン)Apple社製のスマートフォン。Androidとは異なる、iOSというシステムで動いている。
iPod(アイポッド)Apple社製のポータブルミュージックプレーヤー。iPod touchは、電話機能以外はiPhoneに近い。
アカウント利用者を特定するための固有の文字列。一例としてはメールアドレス。
インストールソフトをPCやタブレットに導入すること。ただ単にファイルをPCに保存するだけで動くソフトもあるが、基本ソフトへの初期設定などが必要となるソフトのほうが多く、その場合には、インストーラと呼ばれるソフトをPCに設定するための専用プログラムを介して『インストール』が行われる。
ウィンドウフォルダやファイルを開いたときなどにできる、一つの枠。
Windows(ウィンドウズ)PCでメジャーなOS(Operating System=基本ソフト)。個々のソフトを動かすためのシステム、というくらいの感覚で。
SDカード(エスディーカード)2013年現在、デジカメやスマホ、タブレットなどで最も汎用的に使用されている記憶媒体。容量によってSDHCやSDXCと呼称が変わったり、サイズによってminiSDやmicroSDと呼称が変わったりするが、総称的にSDカードと呼べばよい。PCとデータをやり取りする場合には、SDカードが差さっている外部装置を直接PCに接続するか、カードリーダを介して接続する(ノートブックなどでは、PC自体にカードリーダが付いているものもある)。
AI(エーアイ)人工知能またはそれを使った技術の総称。将棋やオセロなどの思考が有名だが、将来的にあらゆるところで利用されるだろう。
AIスピーカースマートスピーカーとも。喋りかけると答えてくれる。周りの電子機器を操作できるようになると、いろんなことをしてくれる。単体でできることは少ない。
Office365月額でOfficeを使う契約形式。NPOなどには安価で提供している。
カーソル文字入力をする位置でチカチカ点滅している縦棒線のこと。または、マウスを動かすと追従するマーク。マークは時により『矢印』であったり、『砂時計』であったりする。
格安SIM通信業者がドコモなどから回線を借りて、制限はあるが安く無線通信を提供しているものを指す。
GIMP(ギンプ)無料の高機能画像処理ソフト。使いこなすにはかなりの勉強が必要だが、その分いろんなことができる。
クリックマウスのボタンを押すこと。選択は左クリック、メニュー出しは右クリック。
シェアウェア継続的に使用するためには、支払を行う必要のあるソフト(アプリ)のこと。市販品よりも一般的に安い。
SIM(シム)無線通信をするために、スマホやタブレットに入っている小さなカードのこと。ここでいう、無線通信は無線LAN(Wi-fi)とは異なる。
ソフトある処理を行う目的で作られたプログラムの一塊。ワードもエクセルもインターネットエクスプローラもWindowsもソフトの一つ。
立ち上げPCやソフトを起動させること。
立ち下げPCやソフトを終了させること。
タッチパネル指やペンで触ることで、操作ができるような画面。銀行ATMやスマホ、タブレットなどの画面はタッチパネルになっている。
タブブラウザなどで、ページの上部に付いている、のりしろのような、付箋が飛び出たような形のもの。これを押すことで画面を切り替えられる。
ディープラーニング機械学習の一手法。まあ、AI(人工知能)のやり方のうち、すごい学習法という感じ。
ドラッグ左クリックして、押したままマウスを動かすこと。ファイルの移動やコピー、ソフト間でのデータ受け渡し、範囲選択などに使う。
NAS(ナス)LAN(ネットワーク)で繋がっている記憶媒体。要するに、家のPCやスマホ、あるいは野外からでも書き込んだり読み込んだりできる電子機器のこと。
バックアップデータをコピーして、万が一のデータ消失の対策として保管しておくこと。
バージョンアップバージョンアップ・・・バージョン(版)を更新することで、大幅なソフト内容の変更が加えられる。アップデートは有料・無料ソフトを問わず通常無償であるが、バージョンアップは有料ソフトの場合、通常有償の場合が多い。アップグレードと言う言葉も似たような意味で使用される。
パスワード利用者が本物かどうか確かめるための暗証番号のこと。
ファイルデータの一塊。写真一つ、動画一つ、ワードで作った案内文一つがそれぞれ個々のファイルになる。日常で使っている書類をまとめるための「ファイル」が、PCの世界では「フォルダ」に相当する。ややこしい。
フォルダファイルを入れる箱。日常で使っている書類をまとめるための「ファイル」が、PCの世界では「フォルダ」に相当する。ややこしい。古い表現では「ディレクトリ」とも呼ばれる。
ブラウザインターネットをするときに使うソフト。ネットを見ることをブラウジングとも表現する(ブラウジングは、眺めるというイメージ)。
フリーソフト無料で使えるソフト(アプリ)のこと。フリーウェアとも言う。
Mac(マック)Windowsと同様にPCのOS(Operating System=基本ソフト)だがマイナーではある。iPadやiPhoneとの連携性や操作の一貫性が高いため、その意味では使いやすいとも言える。
USB(ユーエスビー)幅1センチ、高さ3ミリ程度の四角いコネクタをもつ、2013年時点で最も汎用性の高いインターフェイス(他の装置と接続する口のこと)。上記サイズ以外に、様々な大きさのコネクタがあるので注意。また、USBコネクタに接続できる、持ち運び可能な記憶媒体(USBメモリ)をUSBと思わず略して呼ぶこともあるので注意。
USBメモリ(ユーエスビーメモリ)USBコネクタに接続できる、持ち運び可能な記憶媒体。フロッピーディスクやカセットテープと同じ、データを記憶するもの。記録できる回数や記録できる時間は、割と制限されるため、大切なデータを長期間保管したりする用途には使わないほうがよい。
LINE(ライン)基本は友人とのコミュニケーションアプリ。メッセージ履歴が残ったり、グループで話せるのが特長。その他にもたくさんのサービスを提供する。
Linux(リナックス)Windowsとは違うOSのようなもの。いろんな電子機器を操作するベースとして使用される。