PCを自作する
自作PCとは、アクリル板をバーナーで曲げたり、ドリルで穴を開けたりしてPCを作る…ことではないです。高度な自作はそういうことも行いますが、一般的な自作PCとは、PCを構成するパーツを組み合わせることです。
それに何のメリットがあるか? それはまさにメカを作るのが楽しいからです。その他のメリットとしては、所望の性能のPCを作ることができる、痒いところに手が届くことです。逆に、デメリットは高いこと。PCメーカ品のほうが性能に対する初期コストとしてはまあまず安くなります。初期コストと限定するのは、自作の場合、PCケースや電源などを使い回せる可能性があるからです。
自作PCでは、そのPCケースと電源に加え、CPUクーラーにお金を掛けられます。というより、そこにお金を掛けるのが割と大切なんです。デザイン性、安定性、静音性を決める重要因子です。
PCの作製を行う場合、CPU、マザーボード、メモリ、PCケース、電源、CPUクーラー、記憶媒体(HDDとかSSD)、スピンドル(DVDドライブなど)、OSソフトなどを選択します。CPUやマザーボードによっては、グラフィックカードも選択します。その他は記憶媒体やスピンドルの配線、ケースファン、CPUとクーラーの間に塗るグリスなどでしょうか。
これらは最新のガイド本やサイトを見ながら少しずつ決めていったらいいです。とはいえ、数ヶ月も過ぎると新しいのが出てきたり価格変動したりするので、長々と考えてもいけません。
とにかく、重要なのは規格の互換性を確認しながら進めることです。全てのパーツにおいて複数の規格があることを忘れないでください。
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