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スマホケースをデザインする

最近はすっかり老若男女スマートフォンをもっているようになりました。ちなみに私はガラケーのままですが(ほとんどタブレットで作業していますので)。それに合わせて、かつてはケータイの装飾物はストラップだったものが、今ではケースということになりました。

今や、実店舗やインターネットショップを含めて、いろんなところでスマホケースが販売されています。といっても、非常に人気の高いiPhoneやXperiaのような機種向けが中心になっており、マイナーな機種をもっている人はいささか選択肢が少ないようにも感じられますが……。

ストラップ、スマホケースのように携帯する物に何かの装飾物を付けるというのは、根付やキーホルダーのような物を考えると、どうやら日本人は昔からの楽しみの一つのように思えます。もっとも、スマホには特にケースを付けないという方もいるかもしれませんが。その方がスマホ自体のデザインが映えたり、薄さを活かせるという部分は確かにあります。ただ、スマホケースは単なる飾りとしての楽しみ以外に、「落下の損傷から守る」「滑りにくくする」「他人の物と容易に識別できるようになる」などの実用性ももっています。愛着もより湧きますしね。

そうはいっても、なかなか好みのスマホケースが販売されていない場合もあります。そんな時は、自分でスマホケースをデザインして作ってみるのはどうでしょうか?
昨今では、様々なところがスマホケースの作製を手掛けており、インターネットで申し込めば簡単にオリジナルスマホケースを作ることができます。下記にインターネットサイトの一例を示します。

注意しないといけないのは、データを出稿するファイル形式がショップによって決まっています。業務用に近いものを扱っているサイトでは、Illustrator形式が必須になっていたりします。印刷会社が運営しているサイトが多いです。また、印刷位置などを正確に決めるマークなどを入れなければならない場合もあります。
なお、Illustratorを月額で契約したりすることでIllustrator形式にて出力することも可能ですが、気軽に作製するにはちょっと難しいところがあります。

ちなみに、Illustrator形式で何が変わってくるかといいますと、CMYKカラーでの出力ができます(というか求められます)。PCの画面で扱っているのは通常RGBカラーです。CMYKカラーは印刷の世界の色方式でして、PCからいろいろ印刷する家庭用プリンターでも、インクはCMYKカラーになっています。このRGBカラーとCMYYKカラーとの間で、仕上がりの色味が変わってきたりします。PCから印刷したら、何かちょっと色が違うなぁ……というのは、こういう理由もあります。

上記で示したサイトは、個人が気軽に作製することを対象にしており、そういったことをあまり気にせずに慣れ親しんだJPEG形式やPNG形式などでデータ出稿できるので安心です。
スマホケースとしても、裏面と周囲だけを覆うタイプやその透明タイプ、フェイクレザーの手帳タイプなど種類があります。是非、オリジナルスマホケースを作り上げ、スマホをもっと色彩豊かなものにしてみてはいかがでしょうか。

Canvathでの購入の一例(個人的使用です)。Android Mタイプ

折りたたんだ状態の表側

nova liteを装着した状態

裏面は鏡仕様(カメラホール無し)

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