（2020年9月27日更新）
裁縫などを楽しんでこられた方や、面白い柄の手ぬぐいやバティック、カンガなどを収集してきた方は、手元に多様な模様の布をたくさんお持ちであると思います。自分で服を作ったり、小物を作ったりすることに対しても、インターネットサイトを検索すれば様々な情報が手に入ります。自作を紹介している人や便利な道具の使い方を説明している人もいて、何かと勉強になります。
その他に、自分の保有する布を用いて、自分だけでは作れないような様々な物を作ってくれるサービスがいろいろとあります。
例えば、扇子。風香扇（http://www.sensutukurimasu.com/）さんはオーダーメイド専門の扇子屋さんです。一本からでも作れますし、扇子袋も同じようにして自前の布で作ってくれます。自分用のオリジナルな扇子作製は勿論、贈答用にも良いのではないかと思います。この柄の扇子があったら……と思ったことのある人は、一度作ってみるのはどうでしょう？
また、89289鞄製作所（http://89289.jp/）さんでは、革の種類、サイズ、形状などの様々な要望を受けてオリジナルの鞄を作成してくれます。また、工房のオリジナル製品をアレンジする形でも作成が可能です。バッグは手芸材料店に行けば、作製キットやパーツなどがたくさん販売されていますが、そこまで自作に拘らない方は、オーダーメイドしてみるのも面白いのではないでしょうか。
少し変わったところでは、オーダーメイドオムツカバーのOmutsu&Pants（http://www.omupan.com/）さん。フルオーダーで自分に合った型紙で作成してもらうことができます。様々な生地を選べますし、また生地の持ち込みをすることもできます。
さらに変わったところで、缶バッチの作製。缶バッチ夢（http://badge-yume.com/index.html）さんが取り扱っています。ブリキを下地にしているので缶バッチですが、布バッチとも言われています。50個からのオーダーなので、イベントとか何かの会の記念品とかでの配布用になってしまうかもしれませんが、家紋とかもできるので応用次第で面白いものが作れそうです。
その他……MonoWhite（https://www.monowhitebaby.net/）さんでは、好きな布で作れるアルバムの作製を提供しています。ちょっと値は張りますが、大切な写真を貼ってずっと残していくアルバムとして、素敵な物ができるのではないかと思います。デジカメで撮りため、デジタルデータの写真だけが増えていき、なかなか現像プリントすることがなくなってきた昨今、重厚なアルバムに目を向け直す機会になるかもしれません。