サイトアイコン シニアIT支援サイトCLASeC

ホームページを開設する

地域密着型のサービスを展開する場合、旧来からある折込チラシやダイレクトメールがやはり大きな効果を発揮しますが、地域を選ばないサービス、少し遠方でも対応可能なサービスであったり、恒常的な宣伝、告知、活動内容の周知をするためには、インターネットにホームページをもっているということが有効です。また、多様な情報を提供するという点で、サービスそのものの信頼度を上げることにも繋がります。

ホームページは、有料であればデザイン作成から日々の運営管理まで、全て外部発注できます。昨今では、あまり高度な機能を有するホームページではない分、安価に作成・運営してくれるところもあります。
一方で、上記の場合、一定の固定費となってくるので、資金に余裕のない団体やまだ経営が軌道に載っていない団体、コンテンツが十分に揃っていないなどの場合には、採用が難しいかもしれません。

無料で手っ取り早くホームページライクなものを作成する方法としては、facebookページがあります。いろいろな企業が既にfacebookページを作成しています。facebook利用者に効果的に宣伝できること、情報が拡散していきやすいこと、クーポンの発行などを簡単に行えることなどが特長です。

また、無料でホームページに近いやり方をする方法としては、ブログサイトを立ち上げる方法もあります。契約したプロバイダが提供しているブログサービスを始め、FC2ブログやライブドアブログなどいろいろあります(商用利用可能なサイトに限りますが)。
ブログサイトは、サイトのオリジナリティー性はいささか上げにくいものの、サービスが明確で使いやすく、検索エンジンでもある程度ヒットしやすいのが特長です。様々なデザインテンプレートも提供されているので、他のサイトとの差異をつけることもできます。ホームページの作成に慣れていない方はまずは、この辺から始めてはどうかと思います。

上記のブログサイトよりはもう少しデザインや機能面で自由度が欲しい、一方で下記のように一から構築するのは少々難があるという方には、無料ホームページ作成サービスを活用する手があります。メジャーなのは、Ameba OwndやJimdo、Wixなどです。これらは豊富なテンプレートを用意していて、比較的自由にしかもデザイン性の高いホームページを作成できるばかりでなく、慣れていない人にも簡単に編集できるように工夫されています。
また、独自ドメインを取り込めたり、有料プランを活用することで機能面での拡張性や保存容量を高められたりすることも魅力の一つです。

Ameba Ownd
Jimdo
Wix

最後に、費用は若干かかりますが、安価にホームページを作成する方法としては、自分でサーバーを借りてWebサイトを立ち上げる方法があります。自分の保有しているNASをWebサーバー化する方法もありますが、セキュリティやデータ保全、固定IPなどの点からレンタルサーバーのほうがやりやすいかと思います。
利点は、ホームページコンテンツの自由度、自由なドメイン名(@より後ろの文字)の割当などでしょう。特にドメイン名はサイトの信頼性を与えるのに効果的です。
ホームページ作成は何を用いても良いのですが、ホームページビルダーなどで一から作成する方法の他に、CMS(コンテンツマネージメントシステム)と呼ばれるシステムなどで構築する方法があります。CMSの代表的なものはWordpressです。自由度が高い上に、プラグインを使って様々な機能を付与できます。使いこなす上では若干敷居が高いですが、解説本や解説サイトもたくさんあるので、ゆっくり学習しながら構築できます。

自分でホームページを立ち上げるフローとしては、

  1. ドメイン名を取得する
  2. レンタルサーバーを契約する
  3. ドメイン名などをサーバーに設定する
  4. CMSをインストールする(CMSの場合)
  5. ホームページコンテンツを作る
  6. サーバー上でデザインする(CMSの場合)、もしくはホームページコンテンツを直接サーバーにアップロードする

ドメイン名は、値段様々ですが、年間1,000円程度からあります。但し、ホームページのアドレスとなるため、一度設定したら変更しないほうが良いので、慎重に作成してください。
また、レンタルサーバーも値段様々ですが、月数百円からあります。これは、途中で変更することもできますが、手間がかかるので、サービス内容や速さの口コミなどを踏まえて、やはり慎重に決めたほうがいいです。

モバイルバージョンを終了