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快適にPCを使うための小物たち

シニアの方も少しずつスマホを使う頻度が多くなってきているかと思いますが、やはり文字の大きさ、使い勝手、ExcelやWordなどの事務系アプリで何かを作るという点などについては、まだまだPCの方が分があります。そのPCを使うにしても、小道具の有り無しによって快適さが全く違ってきます。あるいはそのような小道具による快適さを手軽に付与できる点がスマホよりも優れているところと言えるかもしれません。
そこで、多分に私見が入りますが、幾つかの便利な小物を紹介したいと思います。エルゴノミクスマウス、雷サージ対応電源タップ、PCクーラー、ブルーライト対策眼鏡です。例えこの中に自分が欲しいものがなくても、こういう小物があるのならああいうものもあるかもしれないと発想を膨らませられることもあります。
そして、そういう想像した便利な小物は必ずどこかで売ってます。もし、売っていないのなら、それはビジネスチャンスです。資金がなくても行動力と根気と計画があればクラウドファンディングで実現化できる時代なのですから。

無線マウスは便利です。頻繁にノートPCをもち歩く人のみならず、ごちゃごちゃと 有線マウスのケーブルが這いずり回ったりカバンの中でクシャクシャになったりしているのが嫌いな人には精神衛生上良いです。使っている人もたくさんいます。しかし、電池の分重いです。PCを使えば使うほどマウスも頻繁に動かすため、この重さが時に鬱陶しくなります。
そこで敢えて有線のエルゴノミクスマウスをお勧めしたいです。 このマウスは人間の手の形状を考えて、操作が快適になるように設計されています。 したがって右利き用、左利き用に分かれます。時には手のサイズでも種類があったりします。
軽くて手にフィットするので動かしやすい上に、クリックしやすい。実は無線マウスは上述した重さ故にクリックしてもぶれにくいという利点があります。しかし、軽くてもエルゴノミクスマウスの方が軽くてもさらにぶれにくいと思っています。
欲を言えば右ボタン、左手ボタン、ホイール以外に2つボタンが追加された5ボタンがより良いです。その2つのボタンに様々な独自機能をもたせられる高価な物もありますが、戻る・進むの機能があるだけでも十分です。インターネットサイトのページを行き来する、フォルダ階層を行き来する際に活用するだけで、かなりの手間が省けます。

ノートPCだけだとコンセントは1つだけでいいですが、デスクトップPCであったりプリンターなどの周辺機器があると途端に使用するコンセントが多くなるため、電源タップが必要となってきます。
この時、 雷サージ対応の電源タップを買う方が安心です。PCやルーターなどは高電圧に弱く、雷に誘発された高電圧が入り込むと故障したり、PCの場合には最悪データが壊れたりします。雷サージ対応の電源タップは、高電圧の電流を吸収して電子機器への影響を抑制してくれます。勿論、雷はとてつもなくハイパワーですので、100%防いでくれる保証はありませんが、大きな安心材料にはなります。
なお、 電源タップには他の機能として、 コンセント穴ごとのON/OFFスイッチやコンセントカバーが付いている物があります。PCの周辺機器ではプリンターなどのように使用頻度がある程度限定されている物がありますのでON/OFFスイッチで使う度にONすることで無駄な待機電力を抑えたり、機器故障によるショートなどを防ぐことができます。

ノートPCの大敵は熱です。 熱を出しやすいHDDを備えている状態で動画視聴などのCPUに負担のかかりやすい使用を長時間行うと、機種によってはダウンしてしまうことがあります。 CPU性能があまり高くない、排熱機構があまり上手くできていないやや古めのPCで起こり勝ちです。
PCクーラーはそういったPCの下に置いて空気を流動させてやり、溜まった熱を排出する機器です。持ち運びはしにくいので、15.6型などの据え置きするようなPC向けです。もし、映画やネット動画を観ていたらよくPCが落ちるという方は検討をしてみてはどうでしょうか。

昨今、モニター関係でよく言われているのがブルーライトです。低波長の青系の光をたくさん目に受けると、疲労や不眠を催すと言われているものです。確かに、青が多いと白く明るく見えるため、目が疲れやすくは感じます。モニターの明るさそのものを下げてやるという手もあるのですが、視認性が悪くなるためかえって疲れるということもあります。
ブルーライト対策眼鏡は適度に青系の光をカットしてくれます。やや画面が 黄色目に見えてしまうのですが、慣れてしまうと問題ないです。映画などの原色を大切にしたいものを観る際には不向きですが、事務系アプリなどのような色が重視されない作業には役に立ちます。
最近では度付き眼鏡にブルーライトカット機能が予め付いていたり、モニターに機能が付与してきたりもするので、もしもそういう機能があったら試してみるのも良いかと思います。

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