配布を行うとして、数枚のレベルであれば、誰かPCをもっている方がコピーをすれば賄えるのですが、これが10枚20枚となってくるとなかなかそういうわけにはいきません。特に昨今はフルHDの画質で撮影されることも多く、そうなるとBlu-rayにコピーせざるを得ませんが、一般のドライブでは1枚のコピーにもかなりの時間を要してしまいます。
そんな時には、DVDコピーを専門に行う業者に依頼するのも手です。DVDコピーと言っても、不正なものではなく、あくまで一般顧客の要望する個人的なDVDをコピーするものです。他に音楽の配布のためのCDや、Blu-rayコピーを依頼することもできます。
DVDコピー業者はインターネットで検索するとかなりたくさんあります（「DVDコピー」「業者」のキーワードでいろいろ出てきます）。まずは地元に近く、安さだけでなくそれなりにしっかり品質を大事にしている業者から優先して選ぶのが良いでしょう。近場の業者を選ぶ理由は、店舗を有しており直接もち込むことが可能な場合もあることや、発送料を低く抑えることができることからです。
なお、DVDコピーと言うと、通常DVD-Rに焼く形を指します。これと類似したものでDVDプレスがあります。これは型を起こし、その型でDVDを複製する方式です。一般の販売されているようなDVDと同じ手法です。物理的な形状にて記録するのでDVD-Rで心配されるような長期保存でのデータ消失がありません。半面、型を起こすのに費用がかかることや、発注単位が大きくないといけないという問題があります。
基本的に、販売ではなく関係者に配布するような目的では、DVDコピーで十分かと思います。
単純にDVDコピーを行うほかに、盤面印刷やジャケット印刷、ケース販売などを同時に発注できることが多いです。ただ、盤面印刷やジャケット印刷については、印刷データをIllustratorやPhotoshopのファイル形式で送付することが求められる場合があり、注意が必要です。ごくごく一般の人はそれらのソフトをもっていることが少ないので、何か別のソフトで編集してそれらのファイル形式に変換するか、あるいは文字だけの指定などで印刷データを入稿しなくても良い業者を選ぶ必要があります。なお、それらのデザイン制作も同じ業者に一括して依頼することも、一部の業者では可能だったりします。
もし結構な数量を配布しなければならないこと事態が生じた場合には、そのような業者の活用も是非検討いただければと思います。
協和産業 ：http://www.kyowainet.co.jp/products/dvd-rd.html
みんなのコピー屋さん ：http://minnanocopy.biz/