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ネットショッピングの手順

net-shoppingネットショッピングについては、以前にも2つほど記載をしました。それでも、実際にネットショッピングをしようというときにはいささか抵抗感があるかもしれません。買いたい物がある時には、操作が得意な人に頼んでいるという話もよく聞きます。
ここでは、ネットショッピングをする手順について、ちょっと細かく一つひとつ書いていきたいと思います。参考になれば幸いです。

大事なのは、購入するものによってそれぞれショッピングサイトを決めておくことです。一度、信用できるサイトがわかっていれば、安心して購入ができます。
最初に購入するサイトを決める時には、例えば価格比較サイトの価格.comに掲載されているようなショッピングサイトであれば、それなりに信用がおけます。価格の比較も含めて、どこで売っているかをまず調べるのにはちょうど良いです。インターネットの検索でも購入先は見つかりますが、信用できるサイトかどうかはなかなか分かりづらいのが難点です。
価格.comには、聞いたことのないネット専業のサイトもたくさん掲載されていますし、低価格的を売りにしているのはそういうサイトが多いです。できれば、その中でも名の通っている名前のサイトで買うのが無難ですが、多少の価格差だったら、馴染みのサイトで買うことが一番良いです。

ショッピングモールの注意点

Yahoo!ショッピングや楽天市場、Amazonなどは、多くの店が集まったショッピングモールになります。上記のように価格比較サイトを使って、例えばAmazonを選んだとしても、またそこにはたくさんの販売店が存在します。
ショッピングモールは、出店にあたり審査があるため、ある程度信用のおける販売店ではありますが、価格の決め方や商品の見せ方、売り方などはそれぞれですし、輸入品なども怪しいものを売る店もありますので、信用しきることはできません。
ショッピングモールで販売店を選ぶ際には(モール以外でも同じですが)、

  • 店名に知名度があるか
  • 口コミやレビューが多く掲載されていて、比較的好評かサイトが整理されていて分かりやすいか(ごまかしがなさそうか)
  • 特定商取引の掲載内容に違和感がないか
  • 日本語に違和感がないか
  • 価格が異常ではないか

をチェックすると良いでしょう。新しく開いたお店だとどうしても知名度もレビューもありませんが、その場合にも買う物の額の高低やサイトの清潔感を考慮した上で決定してもらえればと思います。

購入したい物を選んだら、「カートに入れる」や「カゴに入れる」をボタンを押します。あるいは、単に「購入する」と書いてあるかもしれません。いずれにしても、一旦は買いますよ、と表明しただけです。正にカゴに欲しい物を入れて、レジにもっていく段階。それらのボタンを押すと、カートの中身を示すページに移る場合と移らない場合があります。後者の場合は別途「カートを見る」とか「カート」と書かれたところを押すことによって、カートの中身のページに飛びます。
そこから実際の購入手続きを進めます。その際に、下記に示す会員登録が必要な場合が多いです。

大事なのは、個人情報の漏洩防止と会員情報の管理の煩雑さを避けるため、会員登録しなくていいのなら、できるだけしないことです。個々のショップでは、会員登録しなくても購入できるところもあります。一方、複数回の購入予定がある場合、氏名や住所など個人情報を入力するため抵抗感があるものの、会員登録することで様々な手間を省くこともできます。また、ショッピングモールでは必ず会員登録が必要です。
会員登録すると、固有のアカウントが自分に割り当てられます。アカウントはIDとも呼ばれ、自分のメールアドレスと同じ場合もあれば、別途作られる場合もあります。それに付随して、パスワードが必要です。パスワードは、所謂自分しか知らない合言葉です。アカウントとパスワードを用いて、本人であることを証明します。アカウントとパスワードを他人に知られてしまうと『なりすまし』という詐欺に使われるため、管理は要注意です。特にパスワードは英数字を組み合わせた複雑なものにしておくことが大切です。

自分用の場合は、購入者と送り先は同じ時がほとんどだと思います。その時には、購入者の住所情報を入れ、「送付先も同じ」と指定することで、送り先を入力しなくてもよくなります。誰か他の人に贈る場合には、当然のことながら、購入者と送り先の両方の情報を入れなくてはなりません。
住所、氏名、電話番号の他にメールアドレスの入力が必要な時があります(注文の受付のお知らせや発送案内に使います)。その他には、そのショッピングサイトで付与しているポイントを使うかどうか、発送日や発送時間指定、ギフト包装の有無やメッセージの有無など、各サイトで行っているサービスにしたがって、入力を行います。

これが最も高いハードルかと思います。クレジットカードはほとんどの場合において使えますので、クレジットカード情報を入力することに躊躇いがなければ、この支払方法を用いるのが一番です。多くの場合に、裏面に書かれた3ケタのセキュリティコードも必要になってきます。注意点としては、慣れないうちは「クレジットカードの情報を保存する」という項目のチェックを外しておくことです。このチェックが入っていると、次回に購入する際にクレジットカード情報を入力する手間を省くことはできますが、その手間はあまり大変な量でもありません。ショッピングサイトからクレジットカード情報が漏洩する危険性、万が一アカウントとパスワードが漏洩した時に勝手に購入される危険性を避けるためには、クレジットカード情報は保存しておかない方が無難です。
クレジットカード以外にも、コンビニ払いや銀行振込、代引きなど、昨今では様々な支払方法が可能です。クレジットカードをもっていないからという理由で、ネットショッピングを躊躇う必要は全くありません。

購入処理が滞りなく完了すれば、必ず最後の画面で「注文が完了しました」またはそれに類似するページが表示されます。また入力したメールアドレスの方にも注文を完了した旨のメールが届きます。そのメールはショッピングモールであれば、モール自体の自動送信メールの場合があります。個々の販売店からは別途注文を承ったメールが届きます。その後、発送日の決定や支払を確認した旨、または発送完了のメールなども届きます。昨今の配送では、追跡番号によって購入物の詳細な状態(今どこの営業所にあるか、など)もわかるようになっていますので、それらも活用して、購入物が無事に手配されているか確認することをお勧めします。

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