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モバイルバッテリーなどで野外でのIT利用を快適にする

最近はスマートフォン(スマホ)を使っているシニアの方々も増えてきました。しかし、老若男女限らず、聞こえてくるのはもう少しバッテリーがもったらいいのに、という声です。スマホはどうしても電力を多く消費します。1日もたせるのがやっとという方も多いでしょう。
そこで、この頃ではモバイルバッテリーが数多く販売されています。モバイルバッテリーはいわゆる充電池で、屋外でも手持ちのIT機器を充電できる機能をもちます。もっともモバイルバッテリーは、「荷物が増えるし重いから嫌」という意見も耳にします。一方で、昨今のモバイルバッテリーはLEDライトが付属していることが多いです。夜間に懐中電灯の代わりとして周囲を照らしたり、停電時に活用することができますので、モバイルバッテリーを単なる重い電池と考えず、安全用品の一つとして携帯いただくと良いです。

モバイルバッテリーは、容量が様々です。容量が多いほどスマホを回数多く充電できますし、モバイルバッテリー自体を充電する頻度も減らすことができます。しかし、容量が上がるほど高価になりますし、重く大きくなります。自分の手持ちのIT機器や生活に合った容量のモバイルバッテリーを買うことが肝要です。イメージとしては、5,000mAhの容量であれば、スマホ2回またはタブレット1回を充電することができます。

ルーターとは、簡単に言えば、インターネットに接続してくれる装置です。複数のIT機器が幾つものインターネットサイトに接続する時に、「個々の機器があるインターネットサイトから情報を入手するための道筋(ルート)」を作ってくれるのです。
ビジネスホテルは、全国に多数あり、比較的に安価ですので旅行にも仕事にも便利です。最近ではほとんどのホテルでWi-Fi(無線LAN)が使えるようになっていますが、有線LANしかないような所も一部あるかもしれません。また、Wi-Fiだと通信速度が遅く、なかなか快適なインターネットができないということもあります。Wi-Fiの繋がりにくさは、海外の有名ホテルでも同様に経験したりすることです。原因としては、無線LANルーターと部屋との距離がまちまちであったり、障害物が多いこと、同じ回線をたくさんの人が同時に使うことなどが考えられます。
そこで、ホテルルーターは、有線LANを無線化するアイテムです。小型で持ち運びが容易なので、カバンに忍ばせておくだけでいざというときに使えます。これがあれば、ホテルの有線LANを使えるので、部屋で複数の人がインターネットする際にも困りませんし、Wi-Fiの混雑を避けたりすることができます。ただ、ほとんとがUSB給電の必要な機器なので、前述のモバイルバッテリーを併用するか、USB-ACアダプターを使わねばなりません(ノートPCをもっていれば、それから給電でかきます)。

USB充電器とも称しますが、コンセントに直接挿すことでUSB出力を確保できるものです。タブレットなどを購入すると1口のUSBポートがあるものが付属してきたりしますが、複数口のUSBポートがあるものをもっていると何かと便利です。複数人数のスマホを充電したり、デジタルカメラとスマホを同時に充電したり。また、昨今は出力の大きなUSBアダプターも出てきました。あまり低い出力だと充電できない機器もありますので、少なくとも1A以上の出力をもつものが望ましいです。2A以上を謳う商品もたくさんあります。出力が大きいほど、充電時間としては有利になってきます。

WindowsやAndroidタブレットのUSBポートに付けることができるテレビチューナーが販売されています。USBメモリくらいの大きさでアンテナ+チューナー機能のもつものが多いです。安価なワンセグのものもありますが、フルセグ(通常の家庭のテレビで見る画質)に対応したもののほうが画質的には圧倒的に良好です。これを使えば、野外でもテレビをみることができます。もし、Wi-Fiしかできないタブレットなどをお持ちの場合、野外でいざというときにテレビから情報を入手する手段としても活用できます。

その他、自分の生活スタイルにあったものを見つけだして用いることで、野外でも様々にIT機器を活用することができますよ。

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