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格安スマホを活用する

(2020年9月14日更新)

スマートフォン(スマホ)の一つの壁として、月額費用、ランニングコストの高さがありました。各通信会社が定額の安価なプランを出してきたとはいえ、音声とデータ、端末代(機器代)を合わせるとまだそれほど安くもなく、制約があったりプランがわかりにくかったりします。
一方、格安スマホが非常に簡便になり、利用しやすくなってきました。既に多くの人が活用されているかもしれません。
昔は、格安にスマホを導入しようとすると、スマホと格安SIM(通信を制御する小さなカード)を別々に購入する必要がありましたが、身近な会社がスマホと格安SIMをセットで販売しているため、ぐっと導入しやすくなりました。

具体的には、イオンモバイルやBIGLOBEモバイル、楽天モバイル、,mineoなどで、端末代を含めても月額3,000円くらいでしょうか。しかも端末代を2年程度で払い終われば、それ以降はさらに安くなります。これまでは、端末機器は急速な進歩をしており、2年も経てば陳腐化していましたが、昨今のものはかなりの高性能で、2年使ってもそこそこ現役でいけるでしょう。もっとも、充電池のヘタリが出てくる可能性はありますが。

データ通信量の目安としては、使い方によっても異なりますが、毎日1時間インターネットをしても、月に2~3GBというところでしょうか(動画を視聴しない場合)。動画を観る場合、その倍の通信量は見ておいた方が良いかもしれません。なお、動画視聴やSNSの通信量は加算されないというオプションを設けているところもあります。もし家庭にWi-fiを敷いておられる場合、家庭内での通信料は考えなくてもいいので、月額のデータ通信料はぐっと小さくなります。
多くはプランの変更が可能なので、月ごとの通信量を一度確かめて無理や無駄があるようだったら、見直せば良いかと思います(切り替え手数料が発生する場合があります)。

注意点としては、初期費用がかかること、音声通話するには基本的に少し高いプランが必要なこと、現在の携帯電話番号を引き継ぐには少々煩雑な手続きが要ること、現在の携帯電話のメールアドレス(キャリアメール)をそのまま使うのは困難なことです。抵抗がなければ、他のメールアドレス(gmailなど)を使えば良いです。タブレットの場合はデータ通信だけということもありますが、スマホだとに音声通話もするでしょうから、音声通話プランの方を選ぶ方が一般的かと思います。

シニアの方がスマホをもたれるのは普通になってきているとはいえ、まだちょっと気おくれしている方もあるかもしれません。かつては、わかりやすく使い分けるため、ガラケーとデータ通信専用のスマホかタブレットという組み合わせを推奨していたりもしましたが(どうしてもスマホでの電話はまだやりにくいところもな無きにしもあらずなので)、スマホが非常に高性能になった現在、やはりこれをフルに活用して様々な活動をしていただくのが良いと思います。小さなスマホ一つさえ携行していれば良いというのも、野外での活動には便利な面でもあります。

イオンモバイル: http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/

BIGLOBEモバイル: https://join.biglobe.ne.jp/mobile/

楽天モバイル: http://broadband.rakuten.co.jp/rmobile/

mineo: https://mineo.jp/

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