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スピーカーを作る2

下の写真は、自作の小型スピーカーの例です。アンプは単3電池一本で動く出力2Wくらいのモノラルアンプ、ユニットは6.5センチ径、エンクロージャーは一合枡です。ケーブルはオーディオテクニカの安いケーブル。 ターミナルはネットオークションで買ったもの、吸音材は以前購入して残っていたサーモウールです。スピーカーユニットを支える板はMDFで、ホームセンターで指定サイズにカットしてもらったものに、円形の穴を開けています。

実のところ、ユニットは雑誌付属のP650というフルレンジ・スピーカで、通常とは違ってこれも自分で組み立てています。まあ、接着が難しいだけ。
塗装は柿渋染めとしましたが、材料が良くなかったせいか、上手く染まらずほんのり色が濃くなったくらいです。

正直なところ、これオーディオファンにはダメ出しされる作品です。ユニットのサイズに比してエンクロージャーの容量が全く取れてない。これでは豊かな低音が出ないんです。
しかしながら、実際音を流してみるとそんじょそこらの小型の市販スピーカーよりいい音出します(と思う)。台所や書斎にもっていって、iPodの曲を聴くなんて使用では気持ちよく聴くことができます。
このように、スピーカ作りは結構自由なのです。自分がこうと決めた形で作ってみたりするのも面白いかと思います。

余談ですが、最近はスマホやタブレットの中の音楽を聴きたいニーズが広がってきたため、Bluetooth対応(近距離無線)の小型スピーカーがいろいろと販売され始めました。それらは大抵、ステレオミニプラグケーブル(イヤフォンにさせるケーブル)でも接続できるので、Bluetoothを使わなくともイヤフォンを挿すところがある機器なら繋げることができます。
自作、といかなくても好みの小型スピーカーと音楽プレーヤーとで、家中どこでも気軽に音楽を楽しむこともできます。

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