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スピーカーを作る1

何故、スピーカーを作るのか。それは、市販のスピーカーに満足できなかったり、いい音で音楽を聴くのを追求するためだったりしますが、単純に言って、ものづくり感に溢れているからではないでしょうか。

スピーカーを作るとは、大まかに言って、アンプを作ることとスピーカー本体を作ることに分かれます。通常は後者を差します。アンプは、音楽プレーヤーから来た信号を増幅して、スピーカーに送るものですが、増幅するパワーによって1Wくらいから100Wくらいまであります。通常の使用では20Wくらいあれば十分で、自作キットもそれくらいまでのものがたくさん売られています。

一方、スピーカー本体を作るとは、スピーカーユニット(振動するところ)以外を作ることで、エンクロージャー(箱)、ターミナル、ケーブル、吸音材などで構成されています。スピーカーユニットを作ることはあまりありません。ですが、スピーカーを作る上で、様々なメーカのスピーカーユニットを選ぶことはでき、それも大きな楽しみです。

音響工学に基づいて(感覚でやることも多々ありますが)、エンクロージャーの形状を設計し、部材を切り出して組み立てるのも楽しみの一つなのですが、一番手っ取り早い方法として、エンクロージャーも含めて、全てのパーツを購入することです。Amazon、電子パーツ屋、ネットオークションなどを使えば全て居ながらにして揃います。外で直に買い揃える場合には、電子パーツ屋さんに行けば良いです。
それから、スピーカーはインテリア性も高い物なので、塗装に凝る方もおられます。何を作るにせよ塗装は奥が深いので、やりがいもあり、また難しくもあります。

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