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家庭菜園をする(IT活用で)

家庭菜園をやること自体は、野外の作業・野外の趣味なので、室内のPCでどうこうしようもないです。もっとも、本格的な農業となれば様々なIT技術が活用されつつありますし、AI技術も今後たくさん利用されていくでしょう。大規模な農園であれば既にドローンは日々活躍していると思います。将来的には、家庭菜園でもミニドローンのようなものが見回って害虫を適宜排除してくれるようになれば、ものすごく助かるかもしれません。

そう言った大規模なものを置いておいて、家庭菜園で活用できるITと言えばYouTubeです。今、たくさんの農家さんがYouTubeを使って情報発信しています。それは、収入の一助と言うこともありますが、生産者を知ってもらって直接消費者と繋がるという要素が強いかと思います。大きな宣伝にもなります。そう言った方々が農業の様々な情報を提供してくれています。本格的な農業の話は勿論、家庭菜園の話も豊富です。
これまでは、書籍やテレビの少ない番組くらいしか情報源がありませんでした。それだとどうしてもよく理解できない手順が出てきたりしますし、時系列的で濃密な内容が含まれません。また、今年の天候だとどうだとか、この地域ではどうだとかという情報にも対応できません。しかし、YouTubeでは逆に具体的、地域的、時系列的な情報量がとても充実しています。例えばチャンネル登録していると、アップされた動画の連絡が逐一届いたりするので、今年の天候、状況に応じたリアルタイムの生育状態を知ることができます。
さらには、様々な実験的な、実践的なことを行っている人もいます。それに対し、また視聴者からアドバイスやコメントも入るため、勉強という点では何十冊の書籍にも値すると思います。雑草処理一つを取っても、いろいろな思想、考え方、あるいはテクニックがあったりします。書籍にはないような最新の苗や種の情報も得られます。

その他の簡便なIT活用として、近所ではなかなか売っていない苗がインターネットでは売っていることもあります。例えば、さつまいも系の苗などは種苗販売のインターネットショップだけでなく、メルカリなどでも多々販売されています。個人販売の場合、安全性を心配される向きもあるかと思いますが、安心できるよう積極的に情報開示されていることも多いです。逆に販売店より生産者の顔が分かって安心ということもあります。

土農具や土、肥料となると重量やサイズが大きくなるため、送料の観点からインターネット購入にはあまり不向きです。しかし、近くで買って帰るのも面倒、手間と考えれば、インターネット購入も一つの方法ではあります。但し、送料をよく確認して買うことが大切です。

別の観点としては、土農具のレンタルです。例えば小型耕うん機。滅多に使わないのであればレンタルが有効な手ですが、どこで借りれるかもインターネット検索が便利です。意外と近所でレンタルを行っている業者が見つかったりします。他の人と時期が重なってなかなか借りれなかったり、使い方をよく知る必要があったりもしますが……。

家庭菜園も常に進化しています。PCやスマホ、IT機器(例えばタイムラプスカメラによる長期観察など)を活用して、最先端の家庭菜園を楽しんでもらえればと思います。

↓(参考)とまたろうさんのYouTube

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