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情報や書面の取得に行政HPを活用する

local-government以前、コンビニのコピー機から住民票などを取得できるサービスを紹介しましたが(コンビニのコピー機サービスをフル活用する)、残念ながら利用が広まっているという話をあまり聞きません。認知度が低いというのもあるかと思いますが、他に住基カード(そもそもまだ機能しているのでしょうか)やマイナンバーカードの利用が活発化しないこと、各自治体によって可否が異なること、それに取得できる書面の数が少ないことなども挙げられるでしょう。行政と民間サービスが何の支障もなくうまく連携するのは難しいと思え、こんな状況はまだまだ続きそうです。

結果として、従来通りに役所で書面の取得を申請するのが一般的なのですが、インターネットを活用することで便利な部分もいろいろとあります。例えば戸籍謄本を手に入れる場合、本籍地が現住所と離れていると取り寄せることになります。各自治体によって、微妙に書式が異なっていたりする可能性がありますし、提出先も当然それぞれです。
そこで本籍地のある自治体のHPを閲覧して、申請書をダウンロードしたり、提出先や支払い方法を確認しておけば、わざわざ役所の開いている時間に電話をして取り寄せ方法を聞き出さなくてよくなります。それからパスポートは申請書をダウンロードすることはできませんが、手続きの手順や申請書の入手場所などが割と細かくHPに記載されていたりしますので、それらを参考にすれば余計な手間を省くことができます。
細かいところではゴミ出しの日程表だったり、毎月配られるような広報冊子の情報が掲載されていたりもします。

弱点としては、自治体のHPは結構わかりにくいということです。課ごとにページが分かれていて大した情報がないにも関わらず細分化されていたり、サイト内検索ができずに欲しい情報をなかなか見つけられないということがあります。文字中心で図や絵が少なく、ぱっと見で把握しにくいというのもあるでしょう。この辺は是非改善を進めていってもらって、便利で使いやすい自治体HPを目指して欲しいと切に願うところです。

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