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SIMフリースマホ『nova lite』に乗り換える

インターネットとデータ用として、ガラケーとは別にパートナーがもっていたスマホがいささか古くなってきましたので、買い換えることにしました。バッテリーがへたってきましたものの容易に交換できない機種であることと、Androidのバージョンが若干古い(Ver 4.2.2)のでセキュリティの問題が出てきていることからです。
ガラケーを完全にスマホにする方法もありますが、ガラケーが使い慣れていることと、キャリアメールをどうしても使い続けたいことから、スマホの入れ換えとなりました。

費用としては、メインの端末ではないのであまり掛けたくなく、前回と同じ2万円前後を考えました。候補としては、Zenfone 2 Laser、Zenfone 3 Laser、Zenfone 3 MAX、nova liteを挙げました。それらを価格、性能バランス、サイズ、口コミなどで総合判断し、最終的にnova liteを選択しました。nova liteは家電量販店などで単体販売していないのがネックだったのですが、その点は仕方なく諦めました(年度末に買うお得感がないのです)。BIGLOBEの格安SIMを使っているので端末の追加購入という形で購入しました。

実は、今まで使用していたのはmicroSIMで、nova liteはnanoSIMのため、SIMサイズ変更を申請せねばなりません。それだけで3,000円強の追加費用が必要となります。それがZenfoneシリーズを有力候補にしていた理由の一つで、最後まで悩みましたが、ここも諦めました……。それくらい、nova liteはコストパフォーマンスとしては突出しているのです。

端末は2日ほどで届きましたし、新しいSIMカードも同様です。内容物は下の写真の通り。最初から透明プラスチックのケースが同梱しているのは有り難いです。新しい機種はまだ好みのケースが販売されていないことが多いですし、不用意な傷を入れたくはないがすぐに使い始めたい時に便利です。

内容物


付属しているピンを穴に押し込めばトレーが少し出てきます。引き出して、nanoSIMを置きます。microSDカードは後で挿入します(最初に入れてもいいですがデータを移行しきれてから)。そのまま立ち上げるといきなりどこのAPN(つまりは格安SIM会社)を使用するかを選択する画面が開くので『BIGLOBE 3G・LTE』を選びます。その選択画面は撮影し忘れました……。

SIMカードを載せて戻す。microSDカードはまだ載せない。


BIGLOBEのSIM


その後、通信などの同意画面が続くので選択していきます。個人情報に近い内容の送信だけはオフにしました。
無線LANの設定を終えた後(ルーターの表面に記載してあるパスワードを入力するだけ)、次はGoogleアカウントの設定です。これは従来から使っているのを入れるだけですが、パスワードを忘れがちなので注意です。
それからデータ移行の方法が幾つかあります。前のスマホがAndroidのバックアップ機能を使っているのなら、それが使えそうですし、HUAWEI(端末メーカー)の専用アプリを前のスマホに入れることでもできそうです。私は考えるのが面倒なので新しい端末として設定し、データ移行は後で自力ですることにしました。

いろいろな同意画面


そこまでしたら、あっさりと繋がりました。この次はアプリをインストールしていく番です。こういう折に不要なアプリの整理をして、本当に必要なアプリだけをGoogle Playからインストールしておけば良いです。以前使っていたアプリはマイアプリの『すべて』というところに全部入っていますので、選択していくだけです。とは言っても、あまり入れるアプリはありませんでした。せいぜいウイルス対策ソフト(AVG)とLINEくらいです。スマホをガンガン使っている人以外は、アプリをインストールするのに大変なことはないかと思います。

なお、LINEはまだ立ち上げません。以前の機種でLINEのトークを個別にバックアップしてからです。これを行わずにLINEアカウントを移行してしまうとトークが消えてしまいます。トークのバックアップが終わったら、以前の機種でLINEアカウントを『引継ぎ』状態にし、新しい機種側でメールアカウントなどを使って、LINEアカウントを引き継ぎます。それから、SMSなどでさらに認証作業をするのですが、例によって、ガラケーでSMSが受信できませんでした。結局、LINEから電話を自動で掛けてもらって認証番号を聞き取りました。これでアカウント引継ぎは完了です。

以前の端末から写真などのデータをSDカードに入れ、ついでにLINEのトークバックアップも同じく入れました。人によってはブックマークも。なお、この辺の写真データやブックマークは、Androidのバックアップ機能に対応している機種で、かつそれを有効にしている人であれば、別段SDカードを使わなくてもクラウドから移行できると思います。LINEのトークは、復元したい人やグループに対して、トークを空でも開いてからインポートすることで元に戻せます。

複数の引継ぎ方法が……


面倒なのは、LINEのトークを入れ直すことくらいで、前のスマホの状態を丸ごと隅から隅まで復元しようと思わなければ、それほど大変なものではありませんでしたね。ただ、やはり新しいケースを探し始めないといけないのが楽しみでもあり、ちょっと億劫でもあります。

最近の指紋認証は速いと噂されている通り、一昔前とは全然違う速さですばやく認証されます。これなら、確かに指紋認証が手放せなくなるのもわかります。しかし、手帳型スマホケースを付けてしまうと、裏面にある指紋認証が使いやすいのかどうか微妙なところです。
その他は普通に快適なスマホです。動作は機敏ですが、新しいスマホはこれに限ったことではないでしょうし。タッチパネルの感度もとりあえずはちょうどいいくらいです。

使用スタートです。子どもの手だとやたら大きく見えます

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