しかしアルミホイールは結構な額ですし、おいそれと幾つも買うわけにいかないので、自分の車と合うかどうか、お店などでじっくりと吟味する方も多いかもしれません。それでも、装飾系は着けていないとなかなかわからないものです。
そういう悩みに答えるべく、インターネットサイトではアルミホイールの試着シミュレーションのサービスが提供されています。たくさんの車種、色を選択することができるので、自分の車に合ったアルミホイールのデザインを選び出すのにとても役に立ちます。特にホイールを買い換える予定がない人でも、車種、色、ホイールデザインの組み合わせで車の雰囲気がガラッと変わるのを楽しんだりできます。
こういうのがもしもっと進歩していけば、車の買い方も変わるかもしれません。PC業界では、デスクトップのタイプが中心となるものの、インターネット上で様々なパーツを選択し、自分のニーズと予算に合ったPCを購入することができます。一から自分でパーツを購入する場合、型式や相性などをきっちりと調べる必要がありますが、そのようなインターネットでパーツ組み合わせを決める買い方（BTOと言う。Build To Order、受注生産のこと）は、型式や相性の問題は気にしなくてもいいので楽です。
対して車は、車種ごとに細かい擦り合わせや設計があるのでしょう。しかし、もし汎用化ができて、ニーズと予算でいろんな組み合わせ、バリエーションを選択して購入できるとしたら、さらに面白くなるのにと感じます（ディーラーでもオプションやグレードの選択が可能ですが、もっと柔軟に組み合わせて自由なな車ができたら、と）。まあ安全性、課税のことを考えると、簡単には実現できそうにはないですが。
フジコーポレーション ホイールフィッティングルーム
https://www.fujicorporation.com/shop/fitting/fitting.aspx
ダンロップ アルミホイール着せ替えシミュレーター
http://wheel.dunlop.co.jp/simulator/