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通信費の削減を検討する

通信費一戸建ての光回線は、様々な割引プランを導入していない限り、費用が少し高めになりがちです。例えば関西圏であるなら、フレッツ光・eo光・J:COMなど複数の回線が選択できる場合が大抵です。他のものに乗り換えれば安くなるのかどうか、一度相談してみるのも手です(しつこく勧誘してきたり、呼んでもいないのに来た業者には注意が必要ですが)。

あるいは、光回線を止めて、WiMAXのような無線に変えてしまうことでも月額費用が下がる可能性が高いです。WiMAXでは、機器を外に持ち出せば、野外でもインターネットができるようになります。但し、その間は自宅でインターネットができなくなる場合があるので、複数人が同時にインターネットするような環境では、ちょっと考えてやらないといけないですが。
また、格安SIMとルーターを組み合わせて、無線の自宅インターネット環境を構築することも有効です。SIMとは、スマホや携帯電話に入っている、インターネットと通信するためのカードです。この方法が現時点で一番安価と考えていますが、動画を頻繁に見る場合やOSの大型アップデートの時などへの課題は若干出てきます。もっとも、通信容量が非常に大きい10GB/月や容量無制限プランでも光回線よりも安価にはなる傾向ではあります。

もしも、スマートフォンを既に所有しているのであれば、テザリングだけで他の機器のインターネットを済ます、という方法もあります。テザリングとは、スマホを経由して、スマホの通信回線でインターネットをする方法です。これであれば、スマホの契約通信料だけで済みます。但し、スマホの通信容量も上限があったりするので、一度自分のプランがどれだけの通信容量まで可能なのか、確認が必要です。

また、さらに変形例として、SIMの挿せるタブレットを自宅でのインターネットの基本としておく手もあります。Windowsタブレットであれば、自宅でもPCのように使えます。画面の小ささが気になるかもしれませんが、HDMIポートがあればテレビに出力できますし、Chromecastという小さな装置をテレビに挿せば、無線でタブレットの画面をテレビに映すこともできます。また、タブレットとモニターの双方がMiracastというものに対応していれば、特に何も新たな装置を付けなくても、モニターにタブレットの画面を表示できたりします。10インチクラスの画面サイズのSIM有りタブレットをもっているのであれば、格安SIMを組み合わせることで、それ1台で全てのPC環境をカバーすることも可能でしょう。

このように、通信料を下げる手段は幾つもありますので、絶対の固定費と考えず、料金が高いなと思ったら、いろんな方法を模索したり相談したりしてみると良いかと思います。

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