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ファームウェアを更新する

firmwareファームウェアとは、電子機器を動かすためのプログラムのことです。例えば、BDレコーダーやiPod、デジタルカメラ、PCの周辺機器など。スマホやタブレットであれば、OS(オペレーションシステム)がそもそも基幹プログラムでなっているのでファームウェアという呼ばれ方はしません。

新しい電子機器が次々と販売されるようになってから、プログラムのバグ(失敗)が販売後に判明することも多くなってきました。また、当初はなかった機能をプログラムの改良によって追加できる場合も増えてきました。例えばデジタルカメラで言えば、画像処理機能の追加やオートフォーカスの速度向上など。
これに加えて、インターネットの普及により、後から新しいファームウェアを提供することが非常に簡単になりました。

そういうことから、購入した電子機器の調子がどこかおかしいな、こんな機能も将来的に使えるとどこかで書いてあったような気がするなどと思った時には、新しいファームウェアが出ていないかどうかを確認してみてください。
ファームウェアの入手の仕方は、取扱説明書の入手と同様の方法です(→取扱説明書をインターネットで入手する)。更新の仕方も大抵同じサイトに書いてあります。電子機器のプログラム自体を上書きするので、記載にしたがって注意深く作業してください。

少し難しいのが、今のファームウェアのバージョンを知る方法です。電子機器の「バージョン情報」や「設定情報」などの項目があれば、そこに書いてあると思います。前にファームウェアを更新した日や購入した日と、ファームウェアのリリース日(公開日)を比較して、最新のファームウェアになっているか見分ける方法もあります。

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