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オンライン株取引を行う

オンライン株最近は、個人株投資家も増えてきましたので、店頭での株取引には慣れた方も多いかもしれません。しかし、店頭に行く手間や費用のこと、近くに支店がないなどを考えれば、オンライン株取引も一つの手です。
オンライン株取引では、その名の通り、インターネットを介して株取引を行います。勿論、インターネットバンキングと同じように、PCだけでお金のやり取りを行うため、コンピューターウイルスやフィッシングサイトといった詐欺に十分注意せねばなりません。もっとも、オンライン株取引は、指定した銀行口座からの入金をまず行い、入金された証券口座から購入を行います。また株を売却した際も、証券口座に一度入り、その後予め指定の銀行口座に出金します。つまり証券口座の残高以上には購入できませんし、任意の銀行口座にも振り込めません。したがって、詐欺をされにくいシステムとなっています。

証券会社によって、購入できる株式市場は異なります。日本の株式市場ならどこでも可能ですが、メジャーな会社を選んだ方が安心かもしれません(証券会社自身がつぶれる可能性もあるので、万が一のリスクも常に考えたほうが良いです)。但し、手数料の点ではネット証券のほうが安い場合が多いので、そこそこ名前と実績のあるネット証券を選択するのも有りです。また、かつては口座管理料として年間いくらか取られることが多かったのですが、最近は費用がかからないところがほとんどかと思います。しかし、念のためそういった維持費用には留意していたほうが得策です。

オンライン株取引は、即時性が高いのが特長です。デイトレーダーなる言葉が昔流行りましたが、一日のうちで何回も売り買いすることも可能です(売買手数料を気にしないといけませんが)。また、中国株式市場やその他の株式市場の株の購入が割と簡単にできることも特長でしょう。
それからPCならではの様々な機能を活用することができます。1日、1ヶ月、3ヶ月や1年などの範囲での株価の動きをさっと確認できたり、いろいろな解析手法と並べて表示したり……。株価がある一定値に達したら、メールでお知らせしたり、自動的に売買することも可能です。

さらにはNISA(ニーサ;少額投資非課税制度)が2014年より開始されています。NISAでは、毎年100万円までの株式投資や投資信託にかかる値上がり益や配当金(分配金)が非課税となります。つまりは、利益への税金は20%とかなり大きいのですが、それをある一定額まではかからなくすることができるので、その分利益が増やせるのです。とはいえ、わかるようでわかりにくいシステムなので、内容については十分に証券会社の窓口で尋ねたり勉強したりしたほうが良いかもしれませんが、NISA専用口座を同じ証券会社に作ることによって、オンライン上でNISAを手軽に活用することができます。

過剰な資産運用はしないほうが無難ですが、株主優待制度という面白さもあるため、無理のない範囲でオンライン株取引を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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