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リサイクルインクを使う

(2020年9月13日更新)

プリンターを使用する際に、問題となってくるのがインクのコストです。プリンター本体は安価に手に入りますが、プリンターメーカ純正のインクは一般的感覚では物凄く高いです。
あまり印刷しないという人も多いかもしれませんが、使用間隔が開くと目詰まり防止のために動作した時に捨てるインクの量が多くなるので、逆に割高となる可能性もあります。

純正インクの利点は、故障時のメーカ保証が受けられる点や品質の安定、高い耐久性などがあります。ずっと残したいような写真プリントをする方は、純正インクのほうが良いと思います。一方で、写真プリントは画像をアップロードすれば、安価で簡単にインターネット注文できる時代です(送料抜きで1枚10円以下の店がたくさんあります)。ですので、高品位な写真が欲しいときは外部に注文する、という手もあります。

リサイクルインク(再生インク)は、逆にメーカ保証が受けられなくなるのが欠点です。プリンターメーカの品ではないので、故障リスクも上がります。しかし、安価です。長期の保管を考えないような印刷が多い場合、十分に選択肢に入れる価値はあります。
このリサイクルとは、インクカートリッジのことを示しています。そのカートリッジに純正でないインクを詰めてあります。互換インクとも呼ばれたりします。
なお、これとは別にインクだけが売られていることもあります。この場合、自分が使っていた純正のインクカートリッジに、自らインクを詰める必要がありますが、一番安価で済みます(手に付着すると非常に取れにくいです)。

リサイクルインクを用いる時の注意点は、各々のプリンターでインクやインクカートリッジがバラバラなので、自分のもっているプリンター用のインクなりインクカートリッジを選び出す必要があることです。また、インクカートリッジは大抵インク使用履歴が記憶されています。インクを詰め替えても、一度インクが切れた記録が残っていると、エラーが消えません。その場合には、エラーを感知するセンサーを切るか、使用履歴をリセットしなければ使えません。センサーを切ると、次回からインク切れが検知できなくなり、インク切れを自分で管理する必要があります。また、使用履歴をリセットできるセットが販売されていますが、幾分値が張ります。

お勧めのリサイクルインクは、エコリカのものです。実績が十分にありますので。
エコリカ https://www.ecorica.jp/ink/

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