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NPOにおけるITの導入と運用

ここでは、NPOがIT活用する際の注意点等を、NPOスバルの事例を踏まえて記載いたします。

既にご存知の方もいらっしゃることかと思いますが、ITはコンピュータによる計算機能やデータベースの利用・インターネットを使った利用(E-MAILやWeb)など多様な機能が含まれています。NPOがその機能をどのように使っていくのか? 使えるのか? が大変重要であるのです。

NPOにも様々なタイプがありまして、比較的若い人が参画しているところでは、メンバーに一定のスキルを期待できるので問題はありませんが、高齢者が中心の場合は、かなり敷居が高くなります。メールやGoogleのカレンダー・グループなどを共有したい欲求があってもスタッフに理解できている者がおれば、その人を中心に進めることができますが、外部の方に指導を仰ぐ場合は、スムーズには行かないと思います。手前味噌ですが、そのようなスタッフはNPOスバルの「PC教室(メニューの『PC教室について』を参照ください)」で勉強されることをお勧めします(大阪市近郊に居住していればですが)。

また、データベースの構築やアプリケーションの開発となると相当な敷居となりますので、当初は専門の業者さんへ依頼することとなりそうです。ただ、社内にある程度データベースやアプリケーションに改良を加えたいとの願望がある場合は、組織内にその担当者を育成しておくべきです。ソフトの改変要望は、NPOだけでなく必ず訪れます。外注で進める場合はその際に費用が発生しますので、人材育成は是非進めておきたい事項です。

さらに、5名以上のスタッフでPCを使って仕事をする場合は、LANの構築が必須です。これも業者さんに頼めば済む話ですが、スタッフの増員や環境の変更などの必要性ができた場合は、追加の費用が発生しますので人材育成はやはり必要となるでしょう。人材育成についてももし可能ならスバルのPC教室に参加されると良いでしょう。講師には、高度なノウハウを持った方がいらっしゃるので相談に応じてもらえるでしょう。また、実践面ではスバルの事務局が対応できます。

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