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2015年5月23日のPC教室活動

はてさて、PC活動報告とは書いたものの、実は生徒さんは0でした……。

(日時)
2015年5月23日

(講師)
4名

(生徒)
0名

(内容)
やはり行楽日和のせいなのか、お仕事が多忙なのか、生徒さんは一人も来られませんでした。PC操作に困っていることがない、ということならば喜ばしいのかもしれませんが。
そこで、今回はNPOスバルで挙がった話題から。Microsoft Officeのクイックアクセスツールバーのお話です(Office 2010以降対象)。「リボン」と呼ばれる様々な機能ボタンの上部または下部に、自分でいろいろと配置をアレンジできるクイックアクセスツールバーがあります。初めは「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」などしか入っていないと思います。
ここにはあらゆるコマンド(機能やボタン)を新しく配置することができます。これにより、いちいち「リボン」の中からその機能を探さなくても、すぐに操作を行うことができます。つまり、自分の業務で頻繁に使用する機能を配置しておけば良いのです。
例えば、Excelなら、私の場合新たに「書式のコピー/貼り付け」「中央揃え」「フォントの色」「罫線」を入れています。これだけで効率が随分変わります。そして、「リボンの下」にクイックアクセスツールバーを表示しておく方がやり易いです(上部だと画面上で遠い端っこになるので)。
他にもクイックアクセスツールバーには、マクロを割り当てるすることもできます。クイックアクセスツールバーの右端の▽を押し、「その他のコマンド」→「コマンドの選択」を『マクロ』にすれば、現在読み込まれているマクロが表示されます。また、追加してから『変更』を押し、マクロの内容に合ったマークに変えておくことでより分かりやすくなります。
もっとも、『マクロ』は他にも割り当てることはできます。Excelであれば、画像や図形を貼り付け、右クリックで「マクロの登録」からマクロを指定すれば、その図形を押すことでマクロが動きます。図形に立体処理(影付きなど)をしておくことでボタンらしくなります。また、「開発」タブを表示させた後、「挿入」→「フォームコントロール」→「ボタン」とすれば、マクロを割り当てるダイアログが開き、ボタンにマクロを設定することができます(ActiveXコントロールの「ボタン」でも同様に可能ですが、ボタンそのもののマクロに一文書いてやる必要があります。但し、ActiveXコントロールのボタンの方が色など自由度が高いです)。
NPOスバルでは、Accessのマクロをクイックアクセスツールバーに追加することで処理効率の向上を図ろうとしています。

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