自宅でインターネット環境を整える方法としては、たくさんの方法があります。毎月の支払いになってくるので、予算と利用頻度、利用用途を十分に鑑みて選択してください。

ケーブルテレビに入っている場合

既にケーブルテレビでテレビなどの契約をされている方は、わずかな支払い増でネットを追加することができます。詳しくはケーブルテレビの会社に問い合わせてください。速さでプランがいくつかあるかもしれませんが、10Mbpsあれば、ほとんど支障ありません。

スマホをもっている場合

最近のスマホは大抵テザリング機能（スマホを介して、携帯電話回線でインターネットを行う機能）があります。これも若干支払い増にはなりますが、手軽にインターネットができるようになります。欠点としては、スマホのバッテリが切れると、インターネットができなくなることです。詳しくは携帯のショップで確認してください。

マンション・アパートに住んでいる場合

NTTのフレッツ光のマンションタイプに入ることができる可能性があります。詳しくは管理人に問い合わせてください。マンションタイプは安価です。フレッツ光が選べない場合、下記の一戸建てのプランを参考にしてください。その他、賃貸の場合、管理している不動産会社の関連系が高速のネット環境を提供していることもあります。

一戸建ての場合

NTTのフレッツ光にも入れますが、一戸建てタイプは若干割高になります。但し、高速なインターネット環境にすることができます（普通の使用ではその高速性はあまり関係ありませんが）。
ADSL方式（一般の電話回線を使用する方式）にすれぱ非常に安価ですが、場所により速度が著しく低下したり、契約できなかったりするので注意が必要です。

その次に安価なのは、WiMAXやEMOBILEといった無線インターネット回線です。但し、サービスを受けられるエリアか、室内でもちゃんと電波が入るかを確認する必要があります。
無線では、工事が不要な上、ポータブルルータ（無線で様々なIT機器の通信を仲介してくれる装置）を持ち歩けば外に行っても使えるという利点があります。ポータブルルータにするか否かは、WiMAXやEMOBILEで選択ができます。無線インターネット回線は、利便性、簡便性、ランニングコストを考えれば、今後の主流となるかもしれません。

ランニングコストを最小化する方法

上記以外の方法として、発展途中ではありますが、ランニングコスト的に最も安価と見込まれる方法があります。但し、インターネットを介した動画視聴は厳しくなりますが、ホームページを見たり、メールする程度という方には 検討の余地があります。携帯電話回線を用いたMVYO（仮想移動体通信事業者）と呼ばれる事業者を使う方法です。要するに携帯電話回線会社の回線を借りて、低速で安くインターネット回線を提供しているのです（低速といっても、一定量までは大抵高速です)。外でインターネットできるようにもなります。

難しいのは、接続環境を整える方法です。基本的に買うのは、SIMカードという通信を制御するチップだけなので、それを挿して通信をする装置が要ります。例えば、低額でルータも一緒に借りるか、独自にルータを買う必要があります。ただ、独自に買えるルータは2013年現在、非常に機種が少なく、設定方法も極めてわかりにくいのが実状です。ルータ要らずで自分自身で通信できるタブレットなどもありますが、数が限られている上にやや高価です。この手法は是非ともインターネットの経費を最小化したい人向けであり、もし採用したい場合は周りの詳しそうな人によく相談してください。